2010年11月19日金曜日

超就職氷河期――民主党を支える労組のみなさんに言いたい - 中川秀直オフィシャルブログ「志士の目」 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

民主党を支える労組のみなさんに言いたい。みなさんは中高年男子正社員の終身雇用という既得権益を守りたいと言う気持ちから民主党を支援しているのであろう。

しかし、そのためにみなさんのおくさんがパート斬りにあい、みなさんの子どもたちが就職内定をもらえないのではないか。

みなさんのご家族が雇用の場を得るための解決策は2つしかない。

一つは、みなさんの妻や子供たちが希望するならば正社員雇用されるような成長経済を実現することだ。高度成長期のように完全失業率が1%という経済を実現すれば人手不足となり、企業は非正規雇用の正社員化を進めることだろう。しかし、それが菅政権の「堅めの成長率」で実現できるのか。「堅めの成長率」は増税のための成長率であり、雇用のための成長率ではない。なぜ、労働者の代表がこのようなマクロフレームを容認するのか、私には全く理解できない。

二つは、終身雇用を既得権益化することをやめることだ。完全失業率1%経済がもはや今日の日本に不可能ということであれば、高度経済成長を前提とした終身雇用制度は持続不可能であるということである。オランダをモデルとして、正規も非正規もない年齢、男女の格差もない公正な雇用環境をつくるしかない。この公正な雇用環境に反対しているのは誰か。経営側でも、新自由主義者でも、上げ潮派でもない。終身雇用をセーフティネットに位置づけた民主党を支持した労組のみなさんではないか。

「魂が身体に宿るのではない。身体が魂に包まれるのだ。」(ニール・ドナルド・ウォルシュ)

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