2010年10月12日火曜日

コメント: 75ドル払っていなかったために消防に無視され、家が全焼 - スラッシュドット・ジャパン

アメリカは戸籍も住民登録もないため、間接税は連邦税と州税しかありません。
そのくせ地方自治体が既得権益を手放さないので、人口数千人の「地方自治体」がそれぞれ警察、消防、学校を持っています。
これらの末端の自治体は、直接税であるところの消費税と連邦・州からの交付金でやりくりします。
それと(汚職を防ぐために)借金禁止、余った予算の先送り禁止の州がほとんど。

そうすると、景気がちょっと悪くなるとあっという間に予算が底をつきます。
数年前からの不景気で、各自治体はぎりぎりの運営を続けており、だいたい教育予算がカット、次が警察、最後に消防の予算が消えます。
予算が付くまで小中学校を週三回にしたり、義務教育を止めたり、警察を警備会社にアウトソーシングするとか、消防署を取りつぶすとか。
日本では報道されていないと思いますが、大変な状況です。

>税金払いたくなかったのか?>住民
ですので、住民は(地方自治体には直接には)払っていないんですよ。

もちろん、支払える方々は私立学校、警備会社、消防会社と契約して守ってもらうわけですよ。
払えない人は、それなりの生活になるだけです。

「魂が身体に宿るのではない。身体が魂に包まれるのだ。」(ニール・ドナルド・ウォルシュ)

balance-meter : — ブレイクスルーな言葉 (@breakthrough_jp) from Twitter: http://twitter.com/breakthrough_jp ————————————— Edited by 空心 web: http://...