2012年3月12日月曜日

松下幸之助「万物すべてこれ我が師」 | SIRCUS.TV「サーカス」

迷う、ということは一種の欲望からきているように思う。
ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、
という欲望から迷いがでてくる。
それを捨て去れば問題はなくなる。

自分は自分である。
何億の人間がいても自分は自分である。
そこに自分の自信があり、誇りがある。

社会生活は日々これ戦い、日々これ苦難。
その時に心が動揺するかしないかは、信念の有無で決まる。

私は、失敗するかもしれないけれども、
やってみようというようなことは決してしません。
絶対に成功するのだということを、確信してやるのです。
何が何でもやるのだ、という意気込みでやるのです。

私は小さい頃貧しかったので、最初は腹一杯食べたい夢でした。
丁稚奉公にいってからは、貯金して早く店を持ちたいと思いました。
商売をはじめても、大きな会社など望みませんでした。
一段上の夢を着実にこなしていっただけです。

学ぶ心さえあれば、万物すべてこれ我が師である。

志を立てるのに、老いも若きもない。
そして志あるところ、
老いも若きも道は必ず開けるのである。

悩みはあって当たり前。
それは生きている証であり、
常に反省している証拠でもある。

才能なきことを憂うる必要はないが、
熱意なきことをおそれなくてはならない。

誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。
本当に正しく反省する。そうすると次に何をすべきか、
何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。
それで成長していくわけや、人間として。

時には常識や知識から開放され、
思いつきというものを大切にしてみてはどうだろうか。

十のサービスを受けたら十一を返す。
その余分の一のプラスがなければ、
社会は繁栄していかない。

「天は二物を与えず」と言うが、
逆に「なるほど、天は二物を与えないが、しかし一物は与えてくれる」
ということが言えると思う。
その与えられた一つのものを、大事にして育て上げることである。

こけたら、立ちなはれ。

たとえ平凡で小さなことでも、
それを自分なりに深く噛みしめ味わえば
大きな体験に匹敵します。

世の為、人の為になり、
ひいては自分の為になるということをやったら、
必ず成就します。

「魂が身体に宿るのではない。身体が魂に包まれるのだ。」(ニール・ドナルド・ウォルシュ)

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