2010年9月10日金曜日

Appleが発表したApp Storeの審査ガイドラインについて知っておくべき点

書籍や楽曲とは異なり、われわれはある基準を設けてアプリを審査している。宗教について批判したいなら本を書くこと。セックスについて描写したければ本を書くか作曲する。ただし医学的アプリなら承認される場合もある。基準は複雑だが、われわれはある種のアプリについてはAppStoreに登録することを許可しない方針を取っている。これは大局的にみてわれわれの利益を守るためである。

  • 子供たちがアプリを大量にダウンロードしている。ペアレント・コントロールは両親がそれを設定しなければ無効だが、そうした設定をしない両親が非常に多い。そこでAppleとしては子供への影響を考慮する必要がある。
  • App Storeにはすでに25万種類のアプリが登録されている。われわれはこれ以上オナラの音を出すアプリを必要としていない。アプリは実際的な目的のために役立つか、一過性でないエンタテインメントを提供するのでなければ承認されないことがある。
  • 数日で拙速にでっち上げられたようなアプリ、初心者が単に友だちを感心させるために作ったようなアプリは承認されないことを覚悟してもらいたい。App Storeでは多くの優秀なデベロッパーが真剣にアプリを制作している。彼らは自分のアプリがアマチュアの駄作の山に埋もれることを望んでいない。
  • われわれの設けた「ある一線」を超えた内容あるいは動作をするアプリは承認されない。具体的にどんな基準なのかという質問が出るだろうが、以前ある最高裁判事が「それは〔具体例を〕見れば分かる」と表現したことがある。デベロッパー自身も一線を超えればそれと自覚しているはずだ。.
  • アプリが承認されなかった場合、不服があればわれわれのReview Boardに申立てること。 メディアに駆けこんでAppleの悪口を言いふらしても全く効果がない。
  • この文書の基準は動的なものであり、新しい種類のアプリが登場すれば必要に応じて新しい基準が設けられ、適用される。読者のアプリがその新しい基準を作るきっかけになるかもしれない。

「魂が身体に宿るのではない。身体が魂に包まれるのだ。」(ニール・ドナルド・ウォルシュ)

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